こんにちは、マーケの”よく食べる子”こと栗山です。
前回、前々回とゾンビ映画について書いているので……今回もゾンビ映画か?とお思いのパソコンの先のあなた!今回はちょっとゾンビ映画から離れてみることにします。
と、いうことで食べることが好きなので、私の好物を一つ紹介してみたいと思います。
たぶん今日紹介するものは私の好物界のなかで5本の指に入る、
好物オブ好物。
韓国料理のアバイスンデです!そうそう、私は家でする料理も週の8割韓国料理で、残りは中華とイタリアンと最近はメキシカンも試してます。
なにそれ、アバイスンデ
右端に盛られたもち米的なものが何かの中に詰まっているものがアバイスンデで、周りにはブタの肝臓や頭の肉が盛られています。
これがなんなのかと言いますと、韓国料理にはスンデと呼ばれるものがあります。これは豚の小腸に豚肉、タンミョン(春雨みたいなもの)、香草、そして豚の血などを入れた、腸詰料理です。蒸したものに塩を付けて食べたり、スープに入れたり、甘辛く炒めたりもします。
なかなかな材料でクセが強そうな食べ物に見えますが、ええ、クセが強い食べ物です。でも、はまる人にはめちゃめちゃハマる病みつき料理と言えます。
そして私はそのスンデが大好き!蒸したものもスープに入れたものも全部大好きです。
一緒についてくる肝臓なども大好きです。
そんなスンデ好きの中で、あこがれの存在がアバイスンデです。
ハムギョンドという地域の郷土料理なのですが、スンデの元祖なんです。
いうなればキングオブスンデ!
普通のスンデとの違いは小腸ではなく大腸に具が詰められていて、皮の弾力感が高いのです。
中の具もまたモッチモッチでたまりません!
アバイとはサトリ(韓国語で方言)で「おじいさん」などを表す言葉らしいです。
ちなみに、スンデの変化球としてオジンオスンデというものもあります
こちらは小腸の代わりにオジンオ(イカ)で具を包んでいます。これは普通のスンデよりクセがなくて、スンデが苦手な私の友達も食べられました。オジンオスンデはソクチョというソウルから高速バスで三時間半くらいの場所の名物でして…食べた過ぎてソクチョまでバスで行きました。ソクチョは海辺の街なのでビーチも素敵です!
スンデが食べれない日々にムキーっ
ところで、現在は美味しいスンデに日本ではありつけず、もきもきしています。
前述のように韓国料理はたくさん作っているのですが、さすがの私も、
豚の新鮮な小腸を取り寄せ、豚の血をピーっと取り出してというのは無理がありまして。
韓国食品店などで輸入の真空パックのスンデなどもあるのですが、味はまぁまぁというところ。それでも食べたくて時々買ってはもきゅもきゅ食べています。
もう少し美味しく食べるようと思い最近はスンデクッ(スンデのスープ)にして食べています。こちらも韓国でポピュラーです。韓国の方々のブログを見るとサゴルスープ(牛骨のスープ*日本の韓国食品店で変えますよ)のレトルトで作られているので真似をしました
じゃんっ!
サゴルスープに温めたスンデ、それから野菜をとりたいので豆もやし、
薬味としてニラ、ケン二プ(えごまの葉)とお好みでタデギ(辛味)を追加して食べました。
なかなか雰囲気が出ました~らんらる~。
書いていて思いましたけど、小腸とか大腸とか血とか、
ちょっとゾンビ的な食性でしたね!(笑)
マーケの栗山でした!
おまけ
留学中最寄りの駅前の屋台で売られていた、ジャンキーなスンデ。
スンデに衣をつけて揚げて、ヤンニョムソースべったりの逸品(笑)。
ヤンニョムソースは結構カロリーが高くて、週に1回までとか決めて食べていました。