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スタッフブログ

車好きのクルマのはなし

 

 

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11月16日、新しい「プリウス」のデザインが発表されました。

いい意味で予想を裏切ってくれて

発表時の車の写真を二度見してしまいました。

個人的にはかなり衝撃的。

「あら、ええやん」が第一印象です。

 

新しいプリウス↓

https://toyota.jp/info/prius_special/

 

 

発表前から思っていたのは

プリウスは大衆車でしかもハイブリット車の代表格、日本が誇るエコカーです。

そうくると新しいプリウスは保守的、多くの人に受け入れられる

無難なデザインで来るだろうなーと思っていました。

 

ところが発表された車は今時にしては珍しい

スポーツカー寄りの少し尖ったデザイン。

窓なんかはチョット小さめ。

窓が狭いということは昨今の大衆車ではタブーで

「安全確認しにくいわー」とか「圧迫感あるわー」とか

ネットで悪く書かれるのが常でした。

 

ここ何年、いや20年ぐらい、車はかっこいいとか綺麗なデザインから少し離れ、

いかに道具として使いやすいかが求められてきたと思います。

セダンやクーペが激減し、一時はミニバンと言われる車種ばかり。

最近ちょっと実用性からカッコよさに戻ってきましたが、

SUVと言われる車種ばかりが注目されていました。

 

ここにきてプリウスが大衆車でありながらスポーツカー寄りの攻めたデザインにしたのは、

車が近年「道具」という存在の方向に振れているものを、

「愛でる愛車」に戻そうとするトヨタの想いだと

個人的には思っています。

 

車は100年に一度と言われる変革の時代。

トヨタは「自動車をつくる会社」から

「移動」に関 わるあらゆるサービスを提供する会社になろうとしています。

その中でもう一度「車」というアイテムを見直し

道具という扱いだけではなく

走る楽しさや、鑑賞する嬉しさ、所有する豊さなどをもう一度見直してくれるのは

昭和の車好きからするとたまらなく嬉しい限りです。

 

車のことでまだまだ語りたいことはありますが

今日はこのぐらいにしておきます。

ありがとうございました!

(マーケティング部門、藤原)