こんにちは、マーケのナヤです。
先日、ススキで有名な曽爾高原に行ってきました。
今がシーズン真っ盛り、昔話の世界に迷い込んだようでした。スマホの狭い画角では、このススキに囲まれた空間を表現できないのがとても残念です。
人の背丈よりも高いススキの海の中に、遊歩道が整備されています。
もともとは屋根の素材として使うために、急斜面の山腹を切り開いてススキを植えたようです。
標高700mほどの山頂に登ると、稜線を境に「こっちはススキ」「こっちは雑木林」と、パカッと分かれていました。
山の上に登ると見晴らしが良くて、快晴だったらもっと素晴らしい眺めが広がっていたと思います。
昔、このあたり一帯は火山地帯だったようで、変わった形をした岩山が連なっています。それがススキの高原の向こう側に見るのもいいかんじです。
ちなみに下の写真は、奇岩「屏風岩」の近くで撮ったものです。
このように「えっ?」と思うような目をひく形の岩山が、物語の世界の舞台装置のようです。奇岩好きの自分としてはこういうところもお気に入りポイントになりました。
親子連れ・カップル・バリバリのアスリートらしい服装の人・学生グループ・外国人・中学生の遠足らしい集団・写真撮影をするモデルとカメラマン・・・
いろんな人が訪れているのですが、場所が高原だけに、中に踏み込むと広くて混み合わないのも良いところ。
散策コースの一部がちょっとした岩場になっています。太い鎖をつたって降りると冒険気分でワクワク!
スカート姿の女性でもなんとか乗り越えていた難易度なので、小学生ぐらいの子供さんならきっと喜びそうです。
「曽爾高原」で検索すると夕日がススキ原を照らしている素敵な写真がネット上ですぐに見つかりますので、「名物は夕日」ということのようです(タイトルに「夕日がおすすめ」と入れたものの、当日はくもりで夕日が撮影できず残念・・・)
夕日がお目当ての人が多いので、夕方近くなるほど混みあっていくようです。遊歩道はライトアップされるので、遅めの時間に訪れるのも風情がありそうです。
思った以上の賑わいで、現地に着いたのは14時頃だったのですが、専用駐車場に入るまでに30分も待たされました。でも後で振り返るとそれでもマシなほうで、帰るとき(17時前)には車列が来たときの5倍ぐらいに伸びていました!
曽爾高原のススキは11月末ぐらいまでが見ごろとのこと。
小さいお子さんから大人までみんなそれぞれに楽しめるスポットだと思うので、ご興味がわいた方はぜひ訪れてみてくださいね。