風薫る五月となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 事業開発部門の吉田です。 我が家のジャスミンも今を盛りと咲いていて、窓を開けるとまさに風に乗って香ってきます。4月30日に、樹齢800年、地面の砂にすれるほど花房が延びることからその名がついたという 『砂ずりの藤』を見るために奈良の春日大社へ行ってきました。
例年4月下旬から5月上旬が見頃ということで、ワクワクしながら向かったのですが‥ 残念! すでに終わっていました。
今年は桜同様、開花が例年より10日早かったらしく、春日大社は『砂ずりの藤』だけでなく、 境内のあちらこちらに藤の木があるのですが、どれもほとんど終わっていて、 春日大社の中にある万葉植物園の『藤の園』の藤でさえ、遅咲きのものしか残っていない状態でした。 植物ってどれもちゃんと気候を感じとって成長しているんだな‥と実感しました。 せっかく奈良まで来たのだからと、興福寺と東大寺にも行ってきました。 興福寺では千手観音像や阿修羅像などなど、昔、美術や社会の教科書や資料集に載っていて 「見たことある〜」と叫びたくなるような国宝の数々と対面し、
東大寺では小学校の遠足以来になる盧舎那大仏様と再会を果たし、 日本の歴史と自分の歴史を振り返る1日になりました。
鹿にもたくさん会いましたので、まさにザ、奈良!を満喫した一日となりました。
『砂ずりの藤』は来年リベンジをして、美しい藤の姿をきっとご報告いたします! おまけで‥ 昨年のGWに見に行った天王川公園の尾張津島藤まつりの時の藤です。 感動の美しさでした。