開発 原田(航)です。
今年のカタールワールドカップ、過去の歴代ワールドカップの中でも、とても面白い大会だったと思います。
日本代表やモロッコ・サウジアラビアのジャイアントキリング始め、各国の熾烈な決勝トーナメントの戦い、選手の奮闘に、感動しました。
このようにW杯を楽しむことができ、日本全体で盛り上がることができたのは、私は「AbemaTV」のおかげだと思っています。
今日のサッカーの放映権周り、ヨーロッパ主要リーグはもちろん、それどころか日本代表戦ですら、テレビ放送がないのです。
視聴するためには、WOWWOWやスカパー、DAZNといった有料配信サービスを契約するしかありません。
これらのサービスを利用したとしても、本当に視聴したい試合の放送は限られています。
日本代表や海外クラブで活躍する日本人選手を、リアルタイム視聴して応援することはできない環境でした。
そんな中AbemaTVは、ワールドカップの全試合の放送権を買い取り、しかもそれを全て無料配信!
リアルタイム配信+見逃し配信(アーカイブ)をしてくれたので、気になる試合を見逃すこともなく全て視聴できました。
- 全試合リアルタイム視聴
- 見逃し配信
- 4K
- マルチカメラアングル(メイン、上空、ホーム、アウェイなど)
- リアルタイムスタッツ
- 実況(本田圭佑)
などなど、テレビ放映よりも魅力的な機能がたくさんありました。
決勝1回戦目のクロアチア戦当日は、1日で1700万人のAbemaTV史上最大の視聴トラフィックがあったそうです。
計算では、リアルタイム視聴トラフィックがサーバーキャパを超えてしまい、サーバーがダウンする可能性がありましたが
配信を継続するために、アクセス制限や入場制限をして、トラフィックキャパをコントロールする対応を事前周知したりと、企業としての誠実性も素晴らしいと思いました。(W杯中、一度も配信エラーが起こることなく無事配信されました)
企業としての姿勢と、強固なITインフラは、さすがサイバーエージェントだなと思いました。
イベント、IT、キャパシティ、誠実性、、、を思うと
クリスマスに、10年以上変わることのない欠陥システムで、供給キャパを超える受注を行い、お客様と近隣店舗の交通インフラに迷惑をかけていた、ピザチェーン店のニュースが際立ちました。
当初より有料配信にするつもりは一切なかった、とインタビューで答えられていた、藤田晋社長に感謝です。