こどもの頃から歴史や諸外国の文化に興味があり、大阪府吹田市の国立民族学博物館(通称:みんぱく)によく通っていました。
展示物も面白いのですが、映像ブース(現、展示場内のビデオテークブース)では、世界の祭りや文化の貴重なドキュメンタリービデオが見られ、行くたびに何本も見ていました。
そんな私は、テレビ放映されていたNHK人形劇の三国志の虜に。ファミコンでゲームをしたり、本やマンガ、アニメなどでその世界観を楽しんでいました。
そして大学時代、選択制の第2外国語はもちろん中国語。
フランス語やドイツ語に比べて、漢字だしなんとかなると思ったのですが…。
「旅行のときに使えるかな」ぐらいの学習意欲だったこともあってあまり身につかずに終わり、その後も中国語を使う機会はほとんどありませんでした。
それが6年ほど前から、中国ドラマにかなりハマっています。
日本での中国ドラマの人気ぶりは、テレビやレンタルビデオ店、動画配信サービスなどでも見受けられます。ファンも増えていて、ドラマ放送日にはツイッターでリアタイ組(リアルタイムで視聴している人たち)が感想をつぶやき盛り上がっています。
この数年の間に、私も「ドラマを見たい」という気持ちだけで、現地放送(配信)されたものを中国字幕付きで理解できる読解力(想像力!?)が身に付きました。
実際、3年前に家族旅行で台湾に行ったとき、アニメの「クレヨンしんちゃん」を息子に同時通訳できる自分が! 笑(簡体字と繁体字の違いはありますが…)
という感じで、私の中国語はなんと30年近くの時を経て、突然開花し、レベルアップ中です。
「人間万事塞翁が馬」、本当に何が起こるか分かりません。
マーケティング部門の吉村(靖)でした。