大阪・関西万博の総括でも書こうと思いましたが、内容があり過ぎて収集がつかないのと、
ここのブログのネタ被りが多くなりそうなので止めておいて、
先日oasisの再結成ライブを見てきたことを書こうと思います。
◆解散から再結成へ
再結成は昨年24年8月27日に発表されました。
その後24年11月22日に日本公演が発表され、
見れなくても音漏れだけでも行くと
直ぐにホテルを予約。
その後チケットは何とか確保できました。
16年振りの再結成ライブ。
日本では2009年の解散1か月前のフジロック以来。
個人的には2005年以来の20年ぶりでした。
16年前の解散理由はギャラガー兄弟の不仲でした。
解散からこれまでの16年間、
ギャラガー兄弟が好きな地元のサッカーチームで、
万年2部リーグを行ったり来たりだったマンチェスターシティが
プレミア優勝した時や、何度かドキュメンタリー映画が公開された時、
旧ツイッターでお互いに「向こうが謝ればやる」というような内容があったり、
何か動きがあるたびにファンは「再結成するか?」という思いがありました。
また、解散後に兄弟が別々でやっていたソロ活動のライブを見てきて、
それらの16年間の紆余曲折を見続けてきた積りに積もった思いがファンの中にはあります。
解散前はとにかく兄弟の仲が悪かったので、今回再結成を発表してからも
ライブを見ることなく、また解散するんじゃないかと
多くの人が思っている状態でこの日を無事に迎えました。
◆ライブ当日
ライブが始まり、仲が悪かった二人が出てきて一緒のステージに居てることだけで、
信じられないものを目の当たりにし、本当に再結成したんだと異常かつ異様に盛り上がる会場。
ソロ活動で演奏される曲ではなく、oasisの曲としてオーディエンスが大合唱できる喜び。
そんな光景に自分の中で、これが本当に現実なのか?と、確認する作業が何度かありました。
1日目はリアムのマイクがハウリングしたり、2日目はノエルが間違えたりしていました。
こんなことが昔のoasisのライブで起きると、どちらかの機嫌が悪くなりピリピリした状態になっていました。
それがそんなことが全くなく、アンコール前後には二人がハグをする光景も。
ハグなんて、これまでは絶対に考えられない話で、
oasisでこんな祝祭感に満たされた時間を過ごせるとは、全く想像していませんでした。
セットリストは本人達がやりたいというよりは、ファンが聴きたい曲であろう
ベスト中のベストの内容。
自分の中のピークは後半アンコール前の
「Slide Away→Whatever→LiveForever→Rock’n Roll Star」で燃え尽きました。
ライブを見終えた後は、体に蓄積したものが一気に全部出ていった感覚でした。
終演後の脱力感が酷く、ライブ帰り特有の脱力感ではなく、
放心状態という言葉が近い状況で、現実ではないようなフワフワとした感覚でした。
バンドの復活ライブは独特な感覚で、気持ちのMax値は
これを超えるものは普通では叩き出せない値です。
あの場に居られてよかったです。
次があるかどうかも分かりませんが、
また見られたらと思います。
生産部 太田




