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スタッフブログ

ふるさとの町で

こんにちは。顧客サポートグループの ひきだ です。

お盆休みを利用して、数日間、実家に帰りました。

特急電車に乗って4時間弱もかかる「陸の孤島」なので、
帰省ラッシュ中とはいえ途中からどんどん席があいて、
無事座って帰ることができました。

先日、大阪の繁華街でばったり会った同級生ともまた会えて、
日々の他愛ないことを話しあったり、励ましあったり。

でもこの間にも、全国で台風や大雨の被害を受けられた方々がいらっしゃいます。
心よりお見舞い申し上げます。
3年前には、私のふるさとの町や近隣の市町村も、大水害で大きな被害を受けました。
私の実家でも、両親は早くに避難していて無事でしたが、
信じられないない高さまで浸水しました。
まだまだ元の生活には戻れない方もいらっしゃいます。
道路も堤防も、まだまだ工事が手つかずだったり途中だったり・・・

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自然の脅威を感じるたびに、
「人間って小さいなあ・・でも一生懸命生きていくしかないんだなあ・・」
と思います。
この数年『異常気象』も増えている気がして、
「お願いですから、早く過ぎて行ってください!」と祈っています。
また、ふるさとの町では、15日の夕方遅くに
近くの川べり、または浜辺で、食べ物やお花をお供えし、送り火をたいて
ご先祖を送る風習があります。

私も今年は、家族と一緒に浜辺に向かいました。
波音を聞きながら手をあわせると、厳粛な気持ちになりました。
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昔はお供えを河川や海に流していたようでしたが、
各地の「灯籠流し」と同様、環境への影響を考えて、現在は流さずに片付けるため、
お供えの品も最小限になりました。
けれど、これまで受け継がれてきた大事な風習なので、無くしてしまうのはもったいない気がします。

形は少しずつ変化していっても、心は受け継いでいきたいなあ、
そのためには、私自身、もっと主体的・積極的になっていかなければ~とも、考えさせられました。