先日、友人家族と能勢まで夏の風物詩でもある蛍を見にいきました。 この時期に見られる蛍は「ゲンジボタル」だそうです。 日本を代表する蛍の一種で、前胸部が赤く中央に十字の模様があるのが特徴です。 オスが光を点滅させてメスへアプローチしたり、光で仲間とコミュニケーションをとります。 時期によっては見られる蛍の種類が異なるので、まさに今しか見ることができない貴重な時間でした。 真っ暗な川沿いに、点滅しながら黄色くふわふわと浮かぶ光がとても幻想的でした。 数は少なかったのですが、数匹の光でも癒しを感じられる不思議な光でした。 光の強さも個々の蛍で違います。 強い光を放つ蛍もいれば、ぼんやりと光る蛍もいます。 そんな光を見ていると、時間を忘れてずっと見入ってしまいました。 すると、見てる最中に息子のところへ一匹の蛍がふわふわと飛んできて帽子にとまりました。 しばらく逃げずに光を点滅させながらじーっととまっていたので まるで息子とコミュニケーションをとりたがっているようにも見えました。 蛍はかなりデリケートな生き物なので、人が決して触ってはいけません。 なので飛び立つまで、息子もじーっと静かに待っていました。 帰り道の車内で、蛍が自分のところへとまってくれたのが嬉しかったのか 「また蛍見に行こうね!」とニコニコ笑顔な息子でした。 そんな息子の姿を見れて、また自身も蛍に癒されたので、来年も時期をみて見に行こうと思います。 フルフィルメント部門 ノダ