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京都市美術館「モネ展」へ

こんにちは。開発部門の佐々木です。

少し前になりますが、京都市美術館へ「モネ展」を見に行ってまいりました。

モネが生涯描いた作品が展示されていて、「睡蓮」や「印象、日の出」等、数多く展示されていました。
中でも「テュイルリー公園」は一番良かったです。

kyoto_mone_gaikan_1kyoto_mone_gaikan_2

作品のほとんどは風景画なのですが、私が一番興味を持ったのは、モネの描き方でした。

絵具で紫色を表現するときに、赤や青の純色を混ぜ合わせて作り出しますが、
モネは、純色の絵具を一筆ずつ置いて、遠くから見たときに、混ざり合って紫色になるように描いていました。

カラーの分野では「並置混色」と呼ばれるもので、細かい色の点を並べることで、遠くから見た際に、別の色に見せる混色方法です。
Webではあまり馴染みが無いように思われますが、Photoshop等で作成したビットマップ画像や写真も同様の混色方法です。
作成した画像(写真)を拡大していくと荒くなって、無数の色のついた点(ドット)になります。

この混色方法を知ったのは、Webの学校で受けたカラーの授業です。
初めて混色について学んだとき、中学校の美術で描いた風景画を思い出しました。
幼い頃から絵は好きでしたが、
当時の自分は、欲しい色を作るとき、純色同士を混ぜて合わせて作ることしか発想できなかった為、
綺麗に塗った絵の上から、先生に純色をペタペタ塗られたときは全く理解できませんでした、、
せっかく描き上げた絵に全く別の色で上塗りされ、すごく悲し気持なった記憶が蘇ってきました、、

それもカラーの勉強をした後では、自分の色に対する見方も全然違い、一つ一つの作品を見ていてすごく納得しながら見ることができました。
学生の頃は、嫌悪感でいっぱいだったのに、、ToT苦笑
初めて美術館を楽しく感じれました!^^

凝り固まった自分の考え方を意識して変えようとすることは難しいですが、
知らないことを知ることで自分の考え方を変えるのはすごく簡単だなと最近よく感じます。
それだけ知らないこと、新しいことにチャレンジすることは価値のあることです。

弊社では本年度20周年の節目を迎え、今さまざまなサービスや取組みにチャレンジしております。
もちろん、運動会もその一つ♪^^
そしてその中には必ずお客様に今以上に満足していただけるサービスもあります!
自分もその中の一員として日々精進し、一人でも多くのお客様が弊社のファンになっていただけるよう努めてまいります、、m(_ _)m

美術館の話がだいぶソレてしまいました、、(・・;)苦笑
京都市美術館の「モネ展」はすでに終了しておりますが、
ご興味が沸かれた方がおられましたら、是非各地の美術館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?^^