こんにちは。
娘が高校受験を終え 無事入学式を迎えましたので、それまでの日々を少し振り返りたいと思います。
娘は3歳の頃からクラシックバレエを習いはじめ、小学1年生の時にヒップホップダンスへ転向し、以降ずっとダンスを続けてきました。
娘の夢は【ダンスの先生になること】。そのため、大学には行かない。大学の為に貯めてきたお金でどうか色々なダンスレッスンを受けさせてほしい。ダンスの経験を積みたい。と常々話していたため、親としては学業の大切さもさることながら本人の夢を叶えてあげたい、本人の人生だからと思い、色んなダンスの挑戦に親子二人三脚で挑んできました。
もちろん大学には行かず、ダンスの道へ進むとばかり思っていました。
ところが、中学3年生に上がる頃、「私やっぱり大学にいく!大学に行ったほうが知識がついて人生豊かになると思うから。ダンスの先生は歳とったらできないし。心理学とか学びたい。」といきなり言い出しまして、
そこから高校受験に向けてバタバタと準備をしていきました。
一番大変だったのは塾の先生だと思います。行きたい高校も定まらず、毎週のようにコロコロと言うことが変わる娘に辛抱強く向き合ってくださった温厚な塾長、先生方にはとても感謝しています。
個別指導だったため塾代もかなりかかりましたし、目指す高校、大学があるならもっと早く準備を
しておけば…と、もどかしく思ったりもしましたが すべては本人の人生。
娘が納得して進む道が一番の正解だと思うし、親は応援することしかできないと痛感しました。
反抗期の娘と度々バトルをしながら、親子で色々な高校を見に行き、ひとつ気付いたのが
【娘は自然が好き】ということ。高校受験は自然豊かな北摂の景色が美しい高校に決めました。
そこからの猛勉強。模試もろくに受けたことがなかったため、手探りの受験準備でしたが、
大好きなダンスをセーブして受験に打ち込んだのは娘にとって一つの大きな経験になったと思います。
受験結果は、第一志望は残念でしたが…第二志望のコースに合格していました。
結果を娘に伝えたところ、
そっかーーー…………としばらく沈黙し、
「私、今の気持ちを絶対に忘れない。大人になったときに子供と関わる仕事がしたいから、同じ経験をした子供の気持ちがわかる大人になるね。」と。
そこからパッと笑顔に変わり、同じコースへ通うお友達に
「私も一緒に通うよー!よろしくー!」と連絡をして回っていました。
子供の受験というのは私にとっても初めてで、自分の人生ではなく子供という一人の人間の進路を共に悩み応援していくことは良い経験になりました。
空気が澄んだ、四季の移ろいを感じられるこの校舎で すべてのご縁に感謝し、
高校生活を謳歌してもらえたら…と願っています。
今回この投稿を載せるか迷いましたが、娘から「私めっちゃ頑張ったからぜひ載せてほしい!」と言ってもらったので載せさせてもらいました(^^)