初めまして、こんにちは!
生産部門の「制作」担当の東です。
最初にまず、「制作」というお仕事について、少しご説明させていただきます。
「制作」はお客様がご注文していただいたものをイラストレーターという専用のデザインソフトで制作するお仕事です。
一言でいえば、DTP(DeskTop prepress=印刷物の書体編集)デザイナーです。
ですがデザイナーといえば、
「かっこいい!」「おしゃれ!」「アーティスト!」というイメージを持たれがちですが、
私の場合、テンプレートを元に、お客様が注文したものを作成したり、
データ入稿でご注文していただいたもののを印刷できるように処理したり、
また当店の「そっくり封筒」「そっくり伝票」のような、
見本を元に、同じ商品のデータを制作することが主で、
どちらかといえば、デザイナーからは一歩後ろに引いたくらいのポジションにいます。
なので「制作者」という肩書が一番しっくりします。
それでも、デザイナーならではの、共通として同じ喜びはこのお仕事にはあります。
それは「自分が制作したデータが形」になることです。
私が作ったデータが、他の印刷加工のプロの社員の方たちによって伝票や封筒、名刺、シールなどになります。
お仕事の合間なんかに、印刷・加工されたものをみると気持ちがパァアアっと膨れ上がります。
PC画面上でしか存在していなかったものが、今プロの手によって目の前に商品として形になっている。
しかも自分がデータを作成しものが!!
これは本当に嬉しく気持ちが高揚してしまいます。
出来たものを見ると「作ってよかった」「お客様のお役に立てるものが出来て良かった」という気持ちにもなります。
これからも、お客様に使っていただけ、満足していただけるものを作成していきたいと思います。
最後に、今日は3月11日、「東日本大震災」が起きた日です。
私は大阪の吹田市の住まいなので、約20年前に起きた「阪神淡路大震災」を幼稚園の頃に体験しています。
場所が震源地から少し離れていたこともあるので、家屋が倒れるということはありませんでしたが、
それでも家の中はグチャグチャになって、夜中に突如発生した大地震に怯えて、泣きながら母にすがりついていたのを覚えています。
ですが、兵庫県を中心とした関西は復活しました。
東日本大震災で亡くなった人にはご冥福を、
被災された方達には一日でも早く、
今の関西の人たちのように、多くの方達が安心して暮らせる日々をおくれることをお祈りいたします。