マーケの西島です。昨年の夏、和歌山市へ出かけたときのこと。
南海和歌山市駅にほど近いエリアを散策していたところ、いつの間にか繁華街周辺に。すると、なんだかインパクトのある文字が電柱に書かれていることに気づきました。
「飲酒運転 ザ・ストップ」
繁華街が近いため、飲酒運転を防止するための啓発看板なのか…と思って、さらに歩くと。。。
「通報します」
シリーズで展開されている様子。路上観察好きの私にとって、これはかなり気になります。ちなみに通りすがりの人間に「気になる」と思わせたことで、「看板」としてはかなり成功していると思います。
さらに歩くと。。。
「必ず後悔」
「家族も不幸に」
「同乗も共犯」
「大きな代償」
「身の破滅」
「人生崩落」
かなり怖い言葉が書かれていました。たたみかけるようにどんどん怖くなる看板の文字に、しばし茫然となりました。
気になってちょっと調べてみると、和歌山県警が飲酒運転の根絶に向けてインパクトのある言葉で啓発している「飲酒運転根絶電柱看板」だそうです。
このフレーズを考えたのはきっと警察官の方々。キャッチーな言葉ではなく、「飲酒運転で事故を起こしたら…」というリアルな代償が書かれていて、心に刺さります。
オブラートに包まない、あえての「インパクト勝負」。これを見たら、「飲酒運転は絶対できない」と思います。
和歌山県警が看板にこめた、飲酒運転根絶への思い。「抑止効果につながっているはず!」と思わずにはいられません。
「看板だけ見たの?」と思われそうですが…もちろん、和歌山城も見ました。そして、和歌山城の近くの交差点には、和歌山県警つながり(?)で、こんな信号制御機も。本物の和歌山城とは若干違いますが、ほっこりしました。