先日、またもやボヘミアンラプソディーの映画を
IMAXシアターにて例の4人衆で観る前に…
デザインチームの原さんと共に
老舗紙屋の「竹尾」にて
—クリエイター100人からの年賀状展—に
行ってまいりました。
二人とも紙好きのグラフィック出身なので
ワクワクしながら行きました。
場所はおしゃれなオフィスの集まる「淀屋橋見本帳店」。
毎年竹尾の各店で開催されているのですが
今回出向くのは初めてでした…
店内は整然と紙見本引き出しが真ん中に
置かれ誰でも気軽に高級紙を触ったり見ることができます。
ペーパーレス化の昨今
この紙で、デザインしたいと思わせる
紙材が整頓されています。
その中でもガラス張りのスペースに
どっしりと存在感のある活版印刷機の
ORIGINARL HEIDWLBERGが稼働していました。
活版印刷に適したコットン紙などの
厚めで温度の感じる用紙一枚一枚に
大きな音とともに印刷されていました。
見当合わせなど今では瞬間でできることも
手間をかけて、愛おしそうに紙を合わせていました。
この先手仕事が無くなっていく傍ら
多くのファンもいて…
不思議な世の中になったなぁーって
思います。
古本屋に行くと同じく、手間をかけた印刷物が
多く残っていて、紙が人を豊かにした時代を
覗くことができます。。。
本の内容が一番大事ですが、
その内容の価値を決めるのも
紙や印刷やデザインの大きな役割でした。
…そんなゆったりとした時間をすごしながら
本題の年賀状へ
主に活版印刷でデザインされた
シンプルなものが多く展示されていました。
手に取るとはがきサイズの中に、デザイナーの
仕掛けや伝えたいことが色鮮やかに表現されていました。
今年も年賀のデザインに携わりますが…
手元に届く文書の年賀状として
お客様が心あたたまるものを作らないと…と
心の帯を締め直しました。
もちろんその後は、思いっきりQUEENに
どっぷり浸かって参りました…
良い休日でした!(^^)!