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スタッフブログ

紙屋の老舗「竹尾」

先日、またもやボヘミアンラプソディーの映画を
IMAXシアターにて例の4人衆で観る前に…

竹尾01

デザインチームの原さんと共に
老舗紙屋の「竹尾」にて
—クリエイター100人からの年賀状展—に
行ってまいりました。
二人とも紙好きのグラフィック出身なので
ワクワクしながら行きました。
場所はおしゃれなオフィスの集まる「淀屋橋見本帳店」。
毎年竹尾の各店で開催されているのですが
今回出向くのは初めてでした…
店内は整然と紙見本引き出しが真ん中に
置かれ誰でも気軽に高級紙を触ったり見ることができます。

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ペーパーレス化の昨今
この紙で、デザインしたいと思わせる
紙材が整頓されています。

 

その中でもガラス張りのスペースに
どっしりと存在感のある活版印刷機の
ORIGINARL HEIDWLBERGが稼働していました。

活版印刷に適したコットン紙などの
厚めで温度の感じる用紙一枚一枚に
大きな音とともに印刷されていました。
見当合わせなど今では瞬間でできることも
手間をかけて、愛おしそうに紙を合わせていました。

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この先手仕事が無くなっていく傍ら
多くのファンもいて…
不思議な世の中になったなぁーって
思います。

古本屋に行くと同じく、手間をかけた印刷物が
多く残っていて、紙が人を豊かにした時代を
覗くことができます。。。

本の内容が一番大事ですが、
その内容の価値を決めるのも
紙や印刷やデザインの大きな役割でした。
…そんなゆったりとした時間をすごしながら
本題の年賀状へ

主に活版印刷でデザインされた
シンプルなものが多く展示されていました。
手に取るとはがきサイズの中に、デザイナーの
仕掛けや伝えたいことが色鮮やかに表現されていました。

今年も年賀のデザインに携わりますが…
手元に届く文書の年賀状として
お客様が心あたたまるものを作らないと…と

心の帯を締め直しました。
もちろんその後は、思いっきりQUEENに
どっぷり浸かって参りました…

良い休日でした!(^^)!