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スタッフブログ

今も残る後悔

ブログ当番のタイミングがこの日だったことと、
昨日の当番のひきださんと重なったこともあって、
僕の阪神淡路大震災の事を。

かく言う自分も1月17日が誕生日です。
27年前、大阪北部に住んでいた僕は
外からゴォーという音で先ず起きて、
そこから背中を殴られるような突き上げられる感覚で
完全に目を覚ましました。
当時の事を思うと後悔する事があります。
何も出来なかったし、何もしなかったのです。
当時、毎日に車は大渋滞。
裏道という裏道に車が列をなしていました。

そういう事もあって、行くのは邪魔になるのではないか。
当時は支援という文化も無い時代。
行くのを憚る考えの人も少なからずいて、自分もその1人でした。

今思えば、もっとやれることがあったのに。
そういう後悔があります。
話が少しだけそれますが、
BRAHMANというバンドをやっているアーティストで
TOSHI-LOWという人がいます。

また、令和になる直前に39歳で癌で無くなってしまった
神戸でライブハウスの店長などをしていた
松原裕という人が居ました。
TOSHI-LOWさんは「幡ヶ谷再生大学」というボランティア組織を作り、
災害があれば、直ぐに駆けつけ、他のボランティアがいなくなっても、
地域に根付いて継続的に手伝いをし続ける活動をしています。
松原裕さんは神戸で年にカミング神戸1度無料の音楽フェスをしています。
無料ですが、条件は募金をすること。その募金で、
被災地の支援をしています。

また会場に震災の様子を伝えるコーナーがあったり、
各地の災害や活動を紹介する場面を設けたりして、
キッカケは音楽であっても、少しでも何かを
知って帰ってもらうおうという機会を作っています。
2人の共通点は、どちらも近い世代で、阪神淡路大震災の
当時何も出来なかった後悔があり、それが活動の原動力となっています。

他にもマンウィズアミッションのボーカル東京田中さんも
ボランティア組織を作って、重機を持ち込んで支援するなど、
自分の同世代の人達が支援という道筋を作ってくれています。

自分にはそこまでの事は出来ませんが、自分の出来る範囲で出来ることが
出来ればと思っています。

 

 

 

画像は神戸の音楽フェス。カミング神戸の画像です。
フェス会場には当時の事を紹介するパネルが並んでいます。
当時の写真を見て思う事は
あれだけ強烈なインパクトで見たはずなのに、
忘れている事もある事に写真が気付かせてくれます。
この先の世代に伝える事がいかに大事か、考えさせられます。
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生産部門 太田