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今年、特に印象に残った技術書3冊

開発の大久保です。

気づけば今年も終わりということで、今年読んだ本の中から特に印象に残った3冊を振り返ってみようと思います。

ガッツリ勉強というより、
「これって本当に分かってる?」
と自分に問い直すきっかけをくれた本たちです。

『「ネットワーク、マジわからん」と思ったときに読む本』

タイトルに完全に引っ張られて手に取りました。素晴らしい命名です。

ネットワーク周りは
「なんとなく動いている」
「問題が起きたら調べる」
という距離感になりがちですが、この本はかなり噛み砕いて説明してくれるので、心理的ハードルが低かったです。

『情熱プログラマー』

技術書というより、エンジニアとしての姿勢について書かれた一冊です。

特に印象に残ったのは、
「キャリアは自分で作るもの」
という考え方で、当たり前だけど忙しいと忘れがちなことだなと感じました。

日々の業務に追われていると視野が狭くなりがちですが、
「自分はどうありたいのか」
を改めて考えるいいタイミングになりました。

『手を動かしてわかるクリーンアーキテクチャ

〜ヘキサゴナルアーキテクチャによるクリーンなアプリケーション開発〜』

設計まわりを見直したくて読んだ本です。

クリーンアーキテクチャは概念だけだと難しく感じがちですが、この本は実装ベースで説明されているので、
「なるほど、こうやって分けるのか」
と腑に落ちる部分が多かったです。

特に

  • 依存関係の向き

  • 責務の切り分け方

については、フレームワークに慣れていると曖昧になりやすいので、
「今の設計、フレームワークに引っ張られすぎてないか?」
と考え直すきっかけになりました。

振り返ってみて

こうして振り返ると、今年は新しい技術を追いかけるというよりも、
基礎・考え方・設計に立ち返る本が印象に残った一年だったなと思います。

派手な成果がすぐに出るものではありませんが、
日々コードを書くときの「ちょっとした判断」に確実に影響している感覚があります。

来年は今年よりも挑戦的に気になった本を読んでいこうと思います。
おすすめの技術書があれば、ぜひ教えてください。