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スタッフブログ

無人島

開発部門の上井です。

1ヶ月前の話ですが、無人島へ行ってきました。

大学時代の友人と何か面白いことがしたい、という話の中で
無人島サバイバルをしよう!ということになりました。

無人島といっても、日本にそんなところがあるのかも知らないような状態でしたが、
今のネットがある時代だとなんでも調べればあるものです。

前日の晩から必要な道具、水、お米を買い、兵庫県は姫路港へ。
車内で仮眠をとり、朝6時から定期フェリーに乗船。

ついた先は「男鹿島(たんがしま)」というところ。

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家島諸島という瀬戸内海の諸島のうちの一つ。見れば分かりますが、こちらは無人島ではなく、

人口150人ほどで、当時は採石場として栄えていたそうです。

野良犬がいっぱいいて少し恐かったですが、島の人いわく害はないそうです。

定期便で行けるのはここまでで、この後は写真にある民宿の漁師さんに直接無人島まで漁船で連れて行ってもらいます。

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ついた先は「太島(ふとんじま)」というところ。

この辺の無人島の中では比較的過ごしやすい初心者用の島なんだとか。

島の周りを1周するのに歩いてだいたい15分くらいの規模です。

真ん中にはものすごく汚い沼があり、とても近づく事は出来なかったです。

後で聞いた話によると底無し沼だったそうで。これ本当に初心者用の島なのか。

到着したのが朝の8時頃、とりあえず男3人で役割分担を。

自分は荷物の整理と家づくり。家といっても簡易テント持参なので、あまり凝ったことはしませんでした。

残りの二人は釣り竿と、銛で魚を獲りに。

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漂流物や、以前にされたキャンプの後を集めて、簡単なテーブルとイスを。

思ったよりゴミが多かったです。

魚を獲りに行った2人のもとへ向かい、自分も銛を使ってチャレンジしました。

これが思ったより難しかったです。

銛を放つ瞬間を悟られぬよう息をひそめながらそうっと近づき、魚の動きに合わせフッと放つ。

なんとか小さい魚のみでしたが、3匹ほど捕まえることができました。

友人は釣り竿でフグばっかり釣ってしまう悲劇。(フグは毒があるので放します。)

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よく分からない毒がありそうな魚を食べるのは流石に怖かったので、あまり量はありませんでした。

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お米、水、調味料は持参していた為、魚の味噌汁、塩焼き、ごはんを食べることができました。

正直、あまり美味しくはありませんでしたが、お腹が空いていたのでもりもりと食べました。

夜は星を見たり、キャンプファイヤーをしたり、昼間は猛暑でしたが、夜が風がとても強くテントの中で寝たのですが、いつ飛んで行ってもおかしくないくらいの風で、台風の中を藁の家で過ごしているような気分でした。

次の日の朝、目が覚めるとテントの中には無数の黒い影、意識がだんだんハッキリしてきたところでそれが大量の蚊だと気づきました。50匹くらいは居たと思います。両足合わせて30か所くらいは刺されていました。

この日は食事をとらず、ごみの処理、片付けなどをして朝のうちに迎えがきました。

 

なんとか、無事に帰れたものの、真っ赤に焼けた身体と、大量の蚊に刺された両足で2~3日は大変な思いをしました。

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ただ、遊んでいただけですが、自分にとって有意義な休日を過ごせました。

ありきたりですがこの旅を通じて、日頃当たり前に思っていることがとても有り難いことなんだな、と実感しました。

日頃の感謝の気持ちを忘れずに過ごしてゆきたいです。