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パソコンをVRに持ち込み仮説

開発原田こです。

「パソコンにもディスプレイ、スマホにもディスプレイ、テレビにもディスプレイ、コンビニのレジにもディスプレイがあって、あちこち全部ディスプレイだらけで、みんなディスプレイに釘付けやな~」

「なんかもうディスプレイに飽きたし疲れた。生活から取り除いてみたい」

「もはや技術的にパソコンをVRに持ちこんでそこで仕事できそうな気がする、家からPCディスプレイを排除する!」

最近はこの仮説に脳がハックされてしまってたので、実際に試すことに決めました。

ただ最低でも5万円~の予算がかかるので、念には念を入れ、「時代の最先端を経験できる + 在宅ワークスペースを最小化できる + 生産性が爆発的に上がる、、、かもしれない!からやってもいいですか?」というメッセージを妻に送って

「ご自由にどうぞー(意味不明やしどうでもいいしそういう話ほんまに聞きたくないし勝手にしてくれ)」という、一般的に正常な反応を頂いたところで、ミッションスタートです。

 

metaquest に対する画像結果

↑ まずはこれ(meta quest)を家電量販店で即買い。

 

無題

↑ こんなんができるソフトを購入・インスト。Immersed

 

↑ セットアップ完了。実際の見え方はもっとリアルなのですが、こんな感じでノートPCの作業環境をVRに移植完了。

このソフトでは、ディスプレイは現実 + VR合わせて最大5つまで増設可能。

VRなので、ディスプレイの拡大縮小・角度・配置箇所などなど完全自由で革命でした。またPCを使った仕事を行う点で困ることはなさそうでした。イスと机のPCだけあればいいので、在宅ワークスペースも最小化できて、それも良いですね。

ただデメリットも明確にありました。

・ヘッドセットが重く肩首の疲労が大きい
・「酔い」

特に酔いは人によってはかなりしんどくて、自分は車酔い船酔いもろもろ経験したことがないぐらい三半規管が強いタイプなのですが、そんな自分でも三半規管というよりはVRという特殊な視覚使用で少し気持ち悪くなったので、慣れるまではしんどいと思います、慣れるのかも現状分からないです。

現時点ではデメリットも大きくて、リアルディスプレイを排除するまでには至らなかったのですが
本当に近い将来、今当たり前だと思っている環境は絶対に変わる確信を得ました。

まずは「やっぱりできるやん!」っていう仮説が実証できた喜びが一番大きかったのと
VRの凄さを痛感し、可能性の大きさを感じることができた経験が財産になったので
この実験は大成功、やってみて良かったです。