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台風が追っかけて来ました!

残暑お見舞い申し上げます。
また悪天候により、大変な思いをされた多くの方々にお見舞いを申し上げます。
実は私も台風の直撃を受け立ち往生をした一人でした。

毎年お盆休みを利用し主人の実家である中国山西省に帰省しており今年も高齢の両親のお見舞いと、両親に代っての8月15日のお墓参りのため家族四人での帰省でした。
主人は先に帰省し、私たちは仕事や学校の都合で8月9日の出発。西安にて主人と合流の予定でした。。。。

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↑杭州到着
ところがところが日本から私たちを追うように台風が中国に上陸、入国審査を終え乗り継ぎのため時間待ちをしていた杭州空港の空がみるみる曇天。暴風と豪雨が激しくなり夜9時の便がキャンセルとなりました。
自然の事なのでしかたがないのですが、相次ぐキャンセルに、空港は騒然となりました。
あちらこちらで大勢の人が窓口に詰め寄り、状況の説明を受けながら大声でのやり取りの中、外国人は私たちだけだったので言葉もわからない中なんとか主人と連絡をして通訳をしてもらいました。

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状況は最悪、明日も飛行機が飛べるかどうかわからないし本日の便を逃すと3日後のフライトしかないとのことでした。
時刻はすでに夜11時前、説明では「航空会社は1泊分のホテルは用意しますが、それ以降は各々手配してください。」とのことでした。
私たちは当日主人と合流予定でしたので、クレジットカードや現金はほとんど持たず手持ちは120元(約2,600円)しかなかったので、この三日間空港で空腹なまま過ごすのかぁ~と真っ青になっておりましたが、空港会社から私たちは国際便のため三日後の12日に搭乗するなら杭州滞在の費用は航空会社持ちますとのことでした。
やれやれ西安へ行けるのであれば、仕方ないと子どもたちも納得!大型バスに乗せられ指定のホテルまで。。。
途中何度も係りの方から、英語で声をかけられ応答は現役の子どもたちが「多分~こう言ってる」と綱渡り状態。
Wi-Fiも空港を出てしまうと切れるので、主人とも連絡が取れずそのままホテルに到着。※ウイチャットを入れていなかったのも反省です。中国ではLINEやSNSは遮断されているの全世界とつながるウイチャットが旅行するならおすすめです。

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↑全世界でつながるウイチャット

杭州ホテル

↑杭州

やっと落ち着き、三日間ホテルで缶詰めでした。杭州もかなりの荒れ模様でしたので子どもたちも「しかたないよー」と文句もなく過ごしました。部屋は二部屋一室の大きなお部屋で快適でした。受験生の中三は朝ご飯を食べるとそのままクーラーをガンガンに効かせて宿題。大学生も同じく課題をやる三日間でした。私も日頃では考えられない昼寝と子どもたちといろんな話が出来たいい時間となりました。二人のコイバナを聞いたりして。。。私がアドバイスすると「ママのアドバイスは当てにならん!」と言われたり。。。。
食事も三日間美味しくいただき、ようやく12日夜中3時に空港へ送っていただき。安堵!
6時の出発で8時に西安に到着。
出口で主人が泣いて待ってくれてました。
「あなた、お疲れ様」と笑って言うと号泣しておりました。鬼の目にも涙!
やっとやっと本来のスケジュールです。
今回は実家とは別に、この10月から娘が主人の母校である山西大学へ留学することもあり、面接と見学をするので山西省太原へ行き、実家へ逆戻りコースです。

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↑中国の父毛沢東の像、山西大学の芸術学部制作。
日本で例えると、大阪出発で一旦北海道へ行って東京に戻るといった感じの動きでした。
やれやれ実家には夜9時ごろ着きました。
体調も崩すこともなく懐かし両親との再会。
翌日から高齢の両親二人の生活なので、あれこれ私は家事をして主人は病院や銀行へ一緒に行ったりと忙しくなりました。。。
本当に親が元気な時に一緒にいてあげるのが一番の親孝行だなぁと思いました。
また、お墓参りのやり方も子どもたちに継承していかないといけないので今回は詳しく伝授しておりました。
わずかな日々、家族で恒例の日本VS中国の麻雀大会をしたり、餃子を作ったりと良いお休みをいただきました。

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↑昨年も8月15日に咲いたサボテンの花。今年も咲きました。
来年も両親と元気に会えるよう願いつつ帰国しました。
もうすぐ9月!2019年もあと4カ月のみですね。秋の気配が深まる季節もそろそろ。。。
いい思い出を励みに、向こう4か月頑張ります!
マーケ コウ 珍道中でした!