紫陽花の花も咲き始め、梅雨入りも間近な今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?
お客様対応部門の吉田です。
先日、以前から行きたかった世界遺産の一つ、高野山へ行ってきました。
電車や駅で見かける「高野山1dayチケット」(OsakaMetro版)を事前に購入し、朝、7時過ぎに出発。
難波で南海高野山「特急こうや」8時発に乗り一路高野山へ。
橋本駅まではまさに特急の走りだったのですが、次は終点「極楽橋」となった途端に、山あいを慎重に走るという印象で、こんな山によく電車を走らそうと思ったなぁ‥と感心するくらいの風景が続きました。
南海の終着駅「極楽橋」からは改札を出ることなく、ケーブルカーに乗り換え、終点「高野山」駅へ9時半過ぎに到着しました。
1dayチケットを使ってバスに乗って、まずは奥の院へ向かいました。
終点「奥の院前」で降りて、御廟まで約2km、約30分の参道は20万基を超える墓標が並んでいて、有名企業の慰霊塔もたくさんあり、こんな会社も、あんな会社も‥と探すのも楽しかったです。
進むにつれ、空気が変わっていき、聖域に入って行っていることを実感しました。
奥の院に着き、お参りを済ませ御朱印をお願いしたところ、「もうすぐ『生身供(しょうじんぐ)のお時間ですから見て行かれたら」と勧めていただきました。
今も御廟にて禅定されている弘法大師に毎朝6時と10時半の2回、お食事を届けている、約1200年にわたって続いている儀式とのことでした。
少し待って、その儀式を拝見し、後に続いて御廟まで進み、しっかりお参りしてきました。
帰りは行きとは違う道を歩き、織田信長や豊臣秀吉などの数多くの歴史上の人物の供養塔を探しながら戻りました。
バスで千手院橋まで行き、ちょうどお昼だったので、前もってチェックしていたミシュランガイドにも掲載されているという『中央食堂さんぽう』さんでいつもとはちょっと違う山菜主体のお昼をいただきました。
お腹を満たした後は、『金剛峯寺』、壇上伽藍の『根本大塔』、『金堂』など、拝観し、その後は国宝や重文の資料が展示してある『霊宝館』を見に行きました。
大門へ向かい、最後は1つだけ願いを叶えてくれるという『おたすけ地蔵』様へお参りに行きました。
バスで高野山駅に戻ったのは16時半過ぎでした。
少し急ぎ足の高野山になりましたが、下調べしてあったところは一通り見てこれたので、満足しました。
ただ、伊達政宗供養塔が見つけられなかったこと、三股に分かれているという『三鈷の松』の3枚葉の松葉が拾えなかったこと(2枚のものばかりでした)、宿坊に泊まりたかった‥と少し心残りもありますので、そこはまたいつかリベンジしたいと思います。
久しぶりによく歩きましたが、お天気も良く、また暑くも寒くもなく、身も心も充実の1日でした。
※「高野山1dayチケット」は、最寄りの交通機関(私の場合はメトロ)+南海電車+ケーブルの電車代だけで、十分、元が取れます。
ここに、高野山バスの無料乗り放題、拝観料の割引、飲食店や店舗(加盟店のみ)の割引が加わるので、とってもお得です。
我が家は往復、特急(特急料金は1dayチケットには含まれず)を利用しましたので、とんとんな感じですが、特急と急行では20分ほどしか違わないので、20分くらいならと思えれば、とってもとってもお得なチケットです。
高野山を満喫されたい方はぜひ、最寄り駅出発前にお求めください。
(販売駅は限定されていますのでご注意を!)