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仏像展三昧

週末、友人から仏像展に行こうと誘われ、奈良に行ってきました。
目的は興福寺の阿修羅展。(興福寺国宝特別公開2017 阿修羅 -天平乾漆群像展-)

ちょっと疲れ気味の一週間だったので、お互い早く出て早めに帰ろうということで
珍しく午前中に奈良に到着。

一旦東大寺の近くまで行き、軽くお昼を食べて、興福寺へ向かう途中、
博物館では「快慶展」が開催されていることに気が付きました。
しかもその日は最終日。
せっかくだしこれも行きたい〜。

でもまずは最初の目的の興福寺へ。
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阿修羅展は、仮講堂という建物の舞台の上たくさんの仏像が配置されていて、入口でもらった配置図を見ながら、右側から順番に少しずつ歩きながら拝観しました。
人気の阿修羅像はもちろん、阿修羅以外にも少年のような仏像が何体かあったり、強面の仏像や、なんだかかわいい鬼の像、表情豊かな仏像ばかりで興味深かったです。

阿修羅展のあと、時間に余裕があったので、博物館の快慶展へ。IMG_0671

快慶は、東大寺の仁王像を作った人、くらいしか知りませんが、
東大寺へ行く度にその迫力と大きさに釘づけになってしまいます。
それを作った快慶、となればどんな仏像を作っていたのかとても気になります。

快慶展でも、興福寺で見たようなさまざまな種類の仏像がありました。
力強く躍動感のある仏像、見るだけで心が静かになるような仏像、思わず手を合わせたくなるような荘厳な仏像。。。作りもとても精密で、上品できれい。
中には、海外の博物館から来た仏像もあり、めったに見られない仏像も見ることが出来ました。
説明文も読んだりしながら巡っていると、いつの間にか閉館の時間に。。
併設の「なら仏像館」も大急ぎで回り、博物館を出ました。
仏像館もまた快慶展とは違った魅力があって、時間がなかったのが惜しかったくらいです。IMG_0675

初め、早目に帰ろうと言ってたのが結局出ずっぱりの一日となったのでした。
こんな良い機会に恵まれちゃったら仕方ないですね。

疲れはもひとつとれてないかもしれませんが、
焦ったり気持ちが昂ったりしたら、静かな仏像の顔を思い出して落ち着いて行こうと思います。

↓最近購入した仏像切り絵の本。誰でも切り絵ができるように作られていて、
集中と達成感ですっきりします。おススメです。
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お客様サポート部門 ちねん