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『変な家』映画と原作本について

映画『変な家』を鑑賞しました。

原作本も読んでおらず、そこまで興味はなかったのですが、時間があったのと、主演が間宮祥太朗さん×佐藤二朗さんだったこともあり、息子と映画館へ。

映画について述べるなら、前半はミステリーで、途中からホラー色が強い作品でした。

ストーリーが気になる方は公式サイト(https://hennaie.toho.co.jp/)などをご確認ください。
映画を観た感想を正直に言うなら「横溝正史的な内容で、昭和世代の私には既視感があった」。

 

息子が単行本『変な家』(雨穴著・飛鳥新社)を持っていたので、映画版との違いが知りたくて、本も読んでみました。

変な家

映画を先に観たことで、家の間取り図を考察するところもスルスルと頭に入ってきて、原作本の会話形式の文章も、間宮さん&佐藤さんの声と顔に脳内変換されて楽しめました。

変な家 中面

単行本は文字サイズも大きめで、複雑なトリックに悩まされることもなく、2時間程度でサクッと読み終わりました。

原作と映画は、前半はほぼ同じように展開していきますが、映画版のみのアレンジが随所に入っており、ラストも少し違います。

 

ところで、この映画を観た後に思い出したのが、私が中学生ぐらいの時に初めて買ってもらったミステリー小説『本陣殺人事件』(横溝正史著・角川文庫)のこと。

本陣殺人事件

画像引用元:Amazon

かなりおどろおどろしい表紙イラスト(上記画像参照)です。このインパクトありすぎな表紙につられて、祖母が止めるのも聞かずに買ってもらった記憶があります。

名探偵の金田一耕助シリーズで映像化もされており、とても有名な作品ですが、凄惨なシーンとドロドロした内容で、たしかに女子中学生向きではなかったな…と思います。

この手のクラッシックな和風ミステリー好きの方、ホラー調の映画が好きな方は、『変な家』の映画版もお楽しみいただけるかもしれません。

マーケティング部門 吉村