寒暖の差が激しいここ最近、皆様体調には、お気をつけください。
表題の件ですが、私が好きな作家の一人に垣根涼介さんがいまして、
今日はその作品の中でお勧めを紹介させていただきます!!
ブラジル移民・・・耳にしたことがある方っておおくないですか?これって重い内容で、
でも、知っておかないといけない知識だなぁーと思います。
はっきりと知るようになったのは、数年前に下記の本を読んでからです。
内容は当時の外務省に対して復讐を誓う歴史冒険小説です。
筆者は、かなりの取材をして、この本に挑んだ事が伺えます。
読みすすめるうちにブラジル移民という政策が、
時代が時代といえども、いかにひどいものだったか、
移民ではなく、棄民政策だったということが良く分かりました。
そんな事は知らず、多くはジャングルアマゾンでの生活です、決して楽なものではなく、
マラリア等で多くの死者がでました。
そんな日本に対して、復讐を誓う主人公達ですが・・・
必死に生き抜く日本人の気質というものが、ひしひしと伝わる小説で、
また話も二転三転とテンポよく進み、一気に読み進められます。
復讐劇にありがちな、凄惨な最後ではなく、うまい事まとめられています。
少し、疲れたなぁーと思うとき手にしてモチベーションを高める。
そんな、一冊です。繰り返し読みたくなる本って、技術書にしても小説にしても、
やはりいいものですねっ!!
これからも、仕事に勉強まだまだ、発展途上ですが、頑張りたいと思います。
開発部門 小川