みなさんは兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく)をご存じですか。
兵庫県民の私ですが、昨秋、初めて訪ねました。
兵庫県内に生息する動物を展示
丹波竜でおなじみ、恐竜の標本が同館の人気展示です。でも今回は恐竜の展示は割愛します(悪しからず)。
館内に足を踏み入れると、まずお出迎えしてくれるのが、兵庫県内に生息する(生息した)動物たち。
生きた動物ではなく、剥製(はくせい)標本です。
ニホンザルやシカ、タヌキ…「兵庫県って野生の王国なのね」ということに驚かされます。
六甲山系に出没するイノシシや、豊岡のコウノトリも。
頭上に注意!イヌワシがウサギを…
瀬戸内海と日本海の2つの海に面し、山間部も多い兵庫県。多様な気候風土ということで、動物も多数生息していることが改めてよく分かります。
大きなツキノワグマが目に飛び込んできたとき、
えっ!! 頭上を見てびっくりしました。
ウサギをさらうイヌワシが再現されています。
子どものころにこの展示を見たら、トラウマになりそうです。
恐るべし弱肉強食の世界
気を取り直して、ボルネオのジャングルがジオラマで再現されている「共生の森」へ。
もともとは、2000年に淡路島で開催された淡路花博「ジャパンフローラ2000」の展示品だったそうです。
オランウータンもリアルに展示されています。
またしてもびっくりする展示を発見!
「マメジカを飲み込むビルマニシキヘビ」。
リアルですがさすがに剥製標本ではありません(←そこじゃないか…)。
子どものころにこの展示を見たら、トラウマになりそうです。
弱肉強食の世界が繰り広げられていて、大人もうなります。
ワシントン条約違反の品で人間の罪深さを知る
絶滅の危機に瀕した希少な野生動植物を保護するために、国際的な取引を規制するワシントン条約。対象になる品々が展示されていましたよ。
トラの剥製は大きくて、わが家の玄関からは入らないな…などとしょうむないことも考えてしまいました。
インパクト大の展示物が多いので、大人の学びや気づきにも役立ちます。
ぜひ、ご家族で出かけてみませんか。
マーケ西島でした。