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スタッフブログ

人生最大の決断

こんにちは!

物流生産部門の畝川です。

今冬は例年よりも暖かく、過ごしやすい天気が多いですね~

昨年のお歳暮期間も2022年とは違ってうれしい悲鳴があがるほどの好調ぶりで、

あつあつな繁忙期となりました。

 

そんな中、2024年が明けるとともに自分の人生最大ともいえる決断をおこないました。

 

先天性のあざがあり、今年で30歳を迎える節目の年に30年思い続けてきた

コンプレックスを悪性化するかもしれないとのことで健康を優先して、摘出することを決めました。

 

最初は軽い気持ちで、手術はせずに済むと考えていたのですが、

いざ蓋を開けてみると、全身麻酔で4時間半にもおよぶ大手術になるとのことでした。

そのことをお医者さんから聞かされて中止をしようと思いましたが、

プラスになる未来を想像し、自分を保つことに集中しました。

 

1/15に尼崎市にある「兵庫県立尼崎総合医療センター」というところで入院となりました。

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立派な病院で、綺麗さと大きい病院ということで選びました。

 

初めての全身麻酔の手術と入院だったので、部屋のイメージもありませんでした。

エアコンも一人のスペースに1台あり、棚で区切られていました。

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手術の前日は、病院を散策し手術までの不安をやり過ごしました。

 

手術当日、10時から全身麻酔による手術となりました。

植皮術というものでタトゥーや火傷でも行う手術のことで、

皮膚を別の部位から取り、患部に移植するというものでした。

麻酔後、一瞬で意識がなくなり上の写真のベッドであおむけで目が覚めました。

 

その後、うつ伏せに動かされここから1週間~10日程度のベッド上で安静期間を過ごすこととなります。

寝たきりももちろん初めてだったので、手術後1日目の夜は、

一睡もできずに手術をしてしまったことを後悔し続けるばかりでした。

そのこともあって、現実と向き合うことなく自分を客観視して、

大きな決断と思わないように精神を落ち着かせていきました。

 

現代にスマホがあったことが大きくて、気持ちを紛らわす方法が

多くあったので、寝たきりの入院生活をやり過ごすことができました。

 

術後6日目にして、患部の様子を初めて見ることができました。

そこで皮膚がずれたり感染していたりすると再手術とのことでしたが、

幸い無事に成功していたとのことで、寝たきりは継続でしたが、

手術の成功という知らせを受け、安心することができました。

 

そこから3日間、寝たきり入院を経て、無事歩くことができました。

最初は目眩がして、立つにも10分くらいかかりましたが、

なんとか自分の力で歩くことができました。

その後、シャワーも10日ぶりに浴びることができて何とも言えない充実感に満たされました。

 

普通に生活できることへの喜びと当たり前の日常が一番の幸せだと実感しました。

皮膚~脂肪までを摘出したので、まだまだ通常通りとは言えない状態ですが、

1/26に無事退院することができました。

 

退院後は2週間お休みをいただいて治療に専念させていただきました。

自分自身の決断により、部門の方々にご迷惑やご心配をおかけしましたし、

フォローしてくださったことを感謝して業務に取り組んでいきたいと思います。

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退院後、退院祝いにお花をいただきました。

 

周りの方々に感謝をして、何があっても前向きに人生を送っていきたいと思えるように

なれた入院生活となりました!