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京都、玉の輿(たまのこし)神社へ初詣に行きました

2018年も、既に10日を経過。お正月気分も抜けてきた頃でしょうか。
さて、今年のお正月。私は実家のある京都で過ごしました。ここ数年、初詣はもっぱら徒歩で行ける「今宮神社」。神社の多い京都ですが、大きな神社はこの時期になると観光客も多く、地元民は避けることも。 今宮神社は、知る人ぞ知る、小さな神社ですが少々マニアックなお守りがあったり、名物のあぶり餅が人気で近年観光客も増え、正月も賑わっていました。

今宮神社の別名は、玉の輿(たまのこし)神社!?

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地元民には「今宮さん」と親しみを込めて呼ばれていますが、別命「玉の輿(たまのこし)神社」として近年では、パワースポット、また良縁の神様として人気が急上昇しているようです。

参道で販売されている「あぶり餅(あぶりもち)」も人気。お正月は特に長い行列ができています。小さくしたお餅を竹串に刺して、炭火であぶり、白味噌ベースのタレをたっぷりと塗ったあぶり餅。一度食べたら癖になる美味しさですよ。

玉の輿の由来は?八百屋のお玉から将軍の生母「桂昌院」へ

この、玉の輿の由来となったのが西陣の八百屋さんの娘、お玉のサクセスストーリー。 母と野菜の行商をして生計を立てていましたが、母の再婚相手からの縁で江戸の大奥に勤めることに。 そして、大奥で時の将軍家光に見初められ、側室へ上り、 5代将軍徳川綱吉の生母となりました。
その後は「桂昌院」として生類憐みの令の発令などにも関わり、大奥でも大きな権力を持つようになったのです。

応仁の乱で神社一帯を含む京都が大きく荒れた際に、故郷京都に心を寄せて復興に努めたことが、縁となりこの今宮神社が玉の輿神社と呼ばれるようになったとか。

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写真は、玉の輿お守り。八百屋のお玉の由来からお守り袋に大根などの野菜が描かれていますね。お玉のように出世したい!玉の輿にのりたい!そんな方はバッグにしのばせてはいかがでしょうか。

お正月は混みあいますが、普段は比較的空いている神社です。アクセスは地下鉄北大路駅からバスかタクシーがおすすめ。駐車場はありますが狭いのですぐに満車になり、お正月は大行列です。すぐ近くには大徳寺もあるので、観光には良い場所です。

是非、京都に行かれた際は、お守りを手に入れつつ、あぶり餅を堪能して下さいね。