HOME > スタッフブログ > 新型コロナで大注目!アマビエを図鑑で発見したら...

スタッフブログ

新型コロナで大注目!アマビエを図鑑で発見したら…

こんにちは!マーケの高橋です。

新型コロナウィルスの蔓延で全国的に不安な状況下、日本にちょっとした希望を生み出した「アマビエ」。悪疫退散、疫病退散のご利益があると言われている妖怪のことで、町のお菓子屋さん、パン屋さんでもこのアマビエをモチーフにした商品が販売されていたり、スマホの待ち受けにする人も多いんだそうです。

個人的な趣味で恐縮ですが、私は、水木しげるさんが好きで著作物を集めています。そんな妖怪いたかな??と図鑑を探すと…発見しました!こちらが「アマビエ」です。

スクリーンショット 2020-10-07 12.16.20

解説すると、肥後(熊本県)の海に毎夜光るものが出現するとの情報があり、役人が調査に行くと海中から妖怪が出現。「私はアマビエである」と自己紹介の後に「今年から6年間、諸国豊作が続く。しかし、病気がはやったら私の写しを早々人々に見せよ」と予言めいたことを言い残し再び海中に戻ったとか。

水木氏曰く、牛が産み落とすと言われている予言上手な妖怪「くだん」の親類では?とのこと。「妖怪に親類とかってあるんやー!!?」という驚きは置いておいて…神に近い存在の妖怪なのでは?と氏が解説されています。

また、西洋では海中に住む生き物には全て予言能力があるとされており、「人魚」の伝説などを考えると、半人半魚のものが海中から現れて予言をするというのは珍しい伝説でもないそうです。

ただ、人魚は一説に不運の前兆とされることが多く不吉なストーリーが多いですが「アマビエ」は疫病退散という守り神に近い存在、という差があるようです。

小ネタですが、91年発売の水木さんの「日本妖怪大全」には、このアマビエの記載が「アマエビ」と誤表記されているとか。編集者の気持ち、なんとなくわかります(笑)

さて、今年の「おたより本舗」の年賀状デザインにも、このアマビエデザインが登場しています。「私の写しを早々人々に見せよ!」というアマビエからのメッセージ。年賀状ならたやすく可能です。ぜひ、サイトもチェックしてくださいね。

◆おたより本舗のアマビエデザインはこちら→