当社は、年賀状や挨拶状・ダイレクトメール等の印刷サービスを提供しているため、
日本郵便(JP)さんとは、かなり懇意にお付き合いしています。
JPさんは、手紙文化が廃れてきているのをかなり危惧されており、
その為の、様々な取組をされています。
その一つが、
『手紙の書き方体験授業』です。
http://www.schoolpost.jp/
具体的な内容は割愛しますが、
本日、地元の郵便局長はじめ担当者数名が来社され、
この試みに協賛して欲しいとの要請がありました。
小学校に配布するはがきの枚数が足りないため、
地元企業にはがき寄贈の要請をしているとのこと。
「はがきなら、郵便局には、売るほどあるでしょうが!」
と、思わず突っ込みたくなるのをこらえて、
詳しく話を聞いてみると、大組織の不自由さが垣間見えます。
日本郵便本社が提供するのは、
児童一人あたり、はがき2枚に決まっているらしく、これは変更できないそうです。
ところが、
地元教育委員会は、効果的に学習に組み入れるには、
一人3枚必要との見解なのだそうです。
苦肉の策として、
地元郵便局が考えたのが、
親しい地元企業に協賛をお願いして、はがきを寄贈してもらう、
という都合の良い計画でした。
趣旨には賛同できるし、
当社も『おたより本舗』という、
手紙の印刷サービスを提供していることでもあるので、
可能な範囲で協賛する旨をお伝えしました。
最近は、
縦書きで文章を書けない子供が増えていたり、
はがきの宛名書きの書き方が分からない子供がほとんどだ、
といった状況だそうです。
日本郵便さんの取組が少しでも、
手紙文化の啓蒙に役立つことを願うばかりです。