社員対談

開発部門

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開発部門の仕事とは?

WEBを軸にさまざまな事業を展開するアーツ。開発部門は、多岐の分野にわたる運営サイト制作の中心的役割を担い、さらに受注〜生産〜出荷〜入金までの受注管理システムやデータベースの構築なども行う。サイト制作では「高いコンバージョン率の実現」、社内システムにおいては「ローコストオペレーション」がテーマ。WEBを通してお客様の利便性向上を目指すことはもちろん、社内インフラを整え、各部門の業務の効率化にも貢献している。

日々学び、知識や技術を身につけながら
互いに協力し合ってサイトをオープン

開発部門

開発部門ではスケジュール管理が一番の要。トラブルや予定変更が起こっても、サイトリリース日に合わせてチームのスケジュールを調整するのは僕の仕事だけれど…メンバーの業務分担を考えることも含めて、やはり難しいね。そしてディレクション・コーディングチームのリーダーなので、自分の作業よりも、メンバーの困りごとや相談への対応を優先することも多くなってしまって。古谷くんはコーディングチームからプログラミングチームに移って、どんな感じ?

今は主にシステム構築や運用など、サイトの「表(おもて)」ではない方の業務を担当しています。コードを書く時は、後々のことも視野に入れておかなければならず…。作るときに楽な方法はあるんですが、「誰が見ても分かるコード」じゃないと、後で修正するときに大変なので。自分で15分考えて分からない時は、相談するようにしています。

そうそう、「この書き方でも結果は同じだけれど、先々を考えたら、こう書いたほうがいいよ」とか、古谷くんがコーディングチームのころは、僕からも話したことがあったよね。

僕はWEB制作未経験で入社したから、何もわからずに「汚いコード」を書いてしまっていることがありましたから。以前はよく、上井さんにも「きれいで見やすいコード」に直してもらっていました!

コードは書く人によって、それぞれ違うからね。「きれいなコード」、そして「誰が見ても分かる、シンプルで見やすいコード」じゃないと、メンテナンスが大変になるから。

勉強になるので、普段からほかの人が書いたコードを読むようにしています。この仕事は、自分の知識をつけていかないと、どうしようもないじゃないですか。そんな部分でも、部門の皆さんは全員、相談しやすいので助かっています。今は在宅勤務ですが、プログラミングチームでも、上長のほうから声をかけていただけるのでありがたいです。

ほとんどのメンバーが在宅勤務だから、僕も各自の状況を把握するために、頻繁に進捗を聞くように心がけているよ。スケジュールを炎上させないように、作業が行き詰っているメンバーがいたらヘルプ要員を回さないといけないので。メンバーには「困っていたら言ってほしい」とは伝えているけれど…これって、自分からは助けてほしいって、言いづらいかな?

もちろんスケジュールは非常に気になるんです。でも自分が担当している業務なので、「困っているから助けて」とは…やっぱり言いにくいですよ(苦笑)。だから、「助けてほしいな」と思っているタイミングで、上長が先回りして気付いてくださって、すぐにサポートしていただける環境は、本当にありがたいですね。

そんなこんなで、みんなで苦労して無事にサイトがオープンしたときは、めちゃくちゃ嬉しいよね。「よっしゃー!」って、ガッツポーズ。「おたより本舗の年賀状」とか、ページ数も多くてスケジュールもタイトなサイトだったら、なおさらだよね。あと、社内の他部門の皆さんからの相談ごとを解決できたときも、嬉しいな。些細なことでも頼られるのはモチベーションが上がるから。

僕は個人的になるんですけれど、サイトのページがエラーになるとか、全然動かないとか、「煮詰まっていること」が一発で解決したときは、「やったー!」ですね。

いわゆる「沼にはまる状態」。そこから抜け出せた時は、達成感があるよね。時間をかけてもなかなか解決できない問題は、「開発あるある」だね。

早くこの人のスキルまで到達したいと思うと頑張れる
協力しながらプロジェクトを進行することで成長できる

開発部門

僕も古谷くんも実務未経験での入社だよね。僕はもともとパソコンが得意で、実家の電気工事会社のサイトを作った時に、WEB制作の楽しさに目覚めたのがきっかけ。コードを書いて、それが実際に動作するだけでもやりがいを感じて。当時は、未経験で受け入れてくれる会社なんて皆無に近かったから、アーツに採用が決まった時は嬉しかったな。

僕は上井さんとは真逆で、もともとはパソコンが大の苦手でした。リーフレットなど紙系のデザイナーを目指していましたが、通っている学校の先生から「これからはWEB制作ができるほうがいい」と勧められて、アーツに入社したんです。入社当初はキーボード入力も苦手で、人差し指で入力していたほどで、「みんな打つのが早い!」って焦りました。タイピングから必死で練習しましたね。

確かに古谷くん、最初はパソコンの操作自体もおぼつかなかったから、「大丈夫かな?」とちょっと心配だったほど。でも、みるみるうちに吸収して、本当に成長したと思う。入社当初は、「ちょっといいですか?」て、恐る恐る質問してくれていたのを思い出した。

それはもう、先輩たちに1から100まで教えていただきました。入社前のイメージだと、WEB業界ってピリピリした雰囲気だと思っていたんですけれど、アーツでは困っていたら手を差し伸べてくれる人ばかり。上井さんをはじめ、周りの人がいなければ、ここまでのスキルは持てなかったなと感じていますね。

技術職って職人気質の人が多いイメージがあるけれど、うちの会社は違うよね。僕は独学でWEB制作を勉強していて、入社してから先輩にいろいろと教えてもらうことで、圧倒的に知識の量が増えたと思う。WEBの世界は技術の推移が激しくて、自分自身も常にアップデートしていかないといけないから、日々勉強は必要だよね。

本当に、周りはスキルの高い人たちばかりで。「勉強して、早くこの人のスキルまで到達したい!」と思えるところが、自分に合っていたと思います。仕事をしていくことで自分の技術が上がって、それによって「見えてこなかった所」も見えてくるようになりましたね。意見も正確にかつ客観的に言えるようになりました。

僕の場合、入社前は「WEB制作の仕事は指示書通りにコードを書いていくだけ」と考えていたけれど、実際は、お客様のことを考えたサイト運営が必要。アクセス解析を行いサイトの導線設計を考えたり、商品データベースの資料を集めたりと、幅広い業務。先々のスケジュールを考えたり、メンバーや他部門と協力しながらプロジェクトを進行する、という部分はこの仕事を通して学ぶ経験が多かったな。

コミュニケーションを大切にしながら情報共有
ほかの人の困りごとを一緒に考えて問題解決力を高めたい

僕は日頃から、ルーチンワークであっても「より効率化できないか、時間短縮できる余地は無いか」を考えて業務に取り組むようにしているよ。どんな業務でも必ず目標を決めて、自分なりの工夫を加えるようにしているんだけれど、古谷くんは?

僕は、物事の考え方に気を付けています。目標を明確にしておいて、それを達成するためには、「どういう仕様が必要か?」「誰にお願いして、誰と情報を共有するか?」とか、逆算して必要な準備を考えていくように心がけています。

情報共有は大切だよね。僕の場合は、複数人で行うプロジェクトは、コミュニケーションの取り方などに苦手意識があって。チャットの文面とかが理系男子ならではの、ぶっきらぼうな感じになってしまいがちなので…。周りへの気遣いや、チームワークが取れているかなどは、常に気にするようにしているよ。

あと、僕も自分の仕事で一番大事なのはコミュニケーション能力だと思います。何かを教えてもらうにしても、コミュニケーション能力がないと進まないので。だから普段から「できるだけコミュニケーションをとろう」という姿勢でいます。マネジメント能力は、仕事をしながら身につけていきたいと思っています。

僕が大切だと思っているのは、問題解決力。最低限の技術的なスキルは必要だけど、それ以上に大切だと感じているよ。入社してもうすぐ6年になるけれど、いまだに「分からないことを検索する」のは、ほぼ毎日。むしろ、誰かが困っている状況に、わざと首を突っ込んでいって、一緒に検索して解決策を探すという姿勢で取り組んでいるほど。おせっかいだけど(笑)。たとえ自分が解決できなくても、ほかの人の解決法を知ると勉強になるし、挑戦して失敗したとしてもそれが経験値になるので。

上井さんに一緒に解決策を探していただいたことは何度もあって、感謝しています(笑)。とはいっても自分自身が専門知識を身につけていくのは大切なので、空いた時間に勉強するようにしています。そして僕は、業務の進行管理能力をもっと高めたいですね。進行管理を真剣にやらないと、ほかの場所に影響が出て収集がつかなくなる…そのことを身をもって感じているので。

僕の場合は、自分自身のマネジメント能力を伸ばすことが求められていると思う。チームメンバーを引っ張っていくためにも、もっと成長しなきゃいけない。そして個人的には、技術面でも腕を磨いていきたいよ。後輩の古谷くんがプログラミングチームへ行って、より専門的な技術を学んでものすごいスピードで成長していく様子を見ていると、めらめらと競争心がわいてきて(笑)。チームは違うけど負けずに頑張りたい。

僕自身はまだまだ頑張らないといけないと思っています。でももちろん、「いつかは先輩を追い越したい」という気持ちはあるので(笑)、これからもどんどん知識をつけて、もっと成長していきたいと思っています。

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