秋ってイイですね。
スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、いろいろ始めたくなる、動きたくなる、いろんな面で活動的な季節ですね。
天気が良いと出かけたくなりますね。出かけな、もったいない的な。…夏ではまず考えられなかったけど。
ぽかぽか陽気の気持ちのいい休日に友だちと梅田のグランフロントで開催している【takeo paper show 2018 「precision」】へ行ってまいりました。
ちょっとオシャレに言ってみましたが、要は紙のメーカーの展示会です。
いろんなおもしろいものがある中で、独断と偏見で気になったものを3つ紹介させてください!
『DRILL DESIGN-ハレの段ボール、その成型』
魅せる段ボールです。
段ボールに曲線は無理といわれてきたんですが、自由自在にしなやかな曲線を作っています。段ボールって外側の紙で真ん中のなみなみをサンドされている状態から形を作っていくのですが、これは片側の紙になみなみをくっつけた状態で形を作り、その後でもう片方の紙を貼り付ける一般的な段ボールの工程を覆す方法でした。
『動紙』
酸化鉄の一種を紙に漉き込むと磁力を持つ紙となります。
机の下に磁力を通すと磁気を感じ取り、自らゆっくりと動き出します。
この写真ではびっくりするぐらい地味ですが、クラゲのようにずっと見ていたいくらい癒されました。
『紙と布の協働、あいまいな関係』
紙で糸を紡いだ刺繍です。紙で作った糸って、どうせすぐ切れるやろと思ったら、絹糸のような見事にしっかりした糸でした。こちらはもぅ商品化されているそうです。
へぇ~の連続でした。身近な無理だろう、出来ないを可能にする発想が、ただ単純におもしろいと思いました。少し見方を変えるだけで新しい利用価値が広がることってまだまだたくさんあるんだな。
アハ体験で有名な脳科学者の茂木健一郎先生も『脳の働きを変える一番いい方法は、感動することです』とおっしゃっています。
脳と心を揺り動かして英気を養って、日々アクセルを踏んでいきたいと思います。 (FF部門 串田)