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余りの美学

問題です、1000秒は何分何秒か計算し、答えてください。


電卓を使い、1000秒を60で割ると、16.666667・・・・だから、まずは16分。

16分は960秒だから、答えは16分40秒!

なめてんのか、というような計算ですが、

1000秒を60で割ると、16.666667・・・・だから、まずは16分。

問題はここです、なんかダサい、美しくない、スマートではない

そんな時は『余り』の出番です!

余り、覚えてますか?

プログラムでは『%』を使うとすぐ求められます。

1000 % 60 = 40

ということで、40秒が『余り』を使うと一撃GETです。

1000 ÷  60 の整数部分が分を表すので

秒 => 分:秒 への変換は、割り算・余りの併用で思考停止で秒殺が可能です。


この段階で、『ひっ算と同じだ!』と思った方は、

勘の良い方、もしくは、電卓を使わなかった方でしょう。

 

ということで、再度問題です。

999999999999秒』は何分何秒でしょう。

・・・手計算に限界を感じた方は、スプレッドシートやエクセルの計算式で、『余り』を使ってみてください。

プログラムのすばらしさと『余り』の美しさの一端を実感できると思います!


ガッツリ理系出身の僕ですが、『余りの力』に気づいたのは、最近です。

きっかけは、知り合いの先輩エンジニアから教わった本、『プログラマの数学』です。(高いですが、おすすめ)

数学のセンター試験内容(数1・数A、確率や数列)の簡単なやつなんかが例題で出てきたりするので、記憶をさかのぼる必要はありますが、おもしろいです。

・・・というように、簡単な数式にすら感動を覚えながら、エンジニアとしてのスキルを日々磨いていってます。最近の頭の中はRubyのことでいっぱい。

次回は何かしらの成果物を掲載できたらいいなーと思います!

開発 原田こ