「猫の額(ひたい)ほど」といえば、場所が狭いことの例えとして使われる言葉。
顔のなかでどこが額なのか、そもそも額の有無すら分からない……といった声もありますが、私はこのパーツ、大好きなんです。
いま一緒に暮らしている猫は、手のひらでくるむのにピッタリの額。
ちょっととんがった▽(逆三角形)の小顔さんなので、「ちょうどいいサイズ感」なんですよね。
よく自分の家や庭を「狭いところだけどね」と謙遜や軽い自虐の意味で「猫の額ほど」と表現したりもするようですが、そこには「自分にはちょうどいいサイズ感で、悪くないんだよね」という愛着も見え隠れしている気がしてなりません。
だって、こんなにかわいい生きものにたとえるくらいですから!
猫同士は鼻と鼻を合わせて挨拶する習慣がありますが、私はよく猫のおでこに、自分のおでこを軽く合わせて挨拶したりも。猫はやや迷惑そうにも見えますが、しょうがないなという感じで黙って付き合ってくれます。(ただしちょっとの間に限る)
そして先日、なんとはなしに猫にスマートフォンのカメラを向けている時に気づいたこと。
MYスマホには、カメラレンズを向けると猫を認識して自動的に猫に適した撮影モードにしてくれる機能があります。
こんな感じで、とっても高性能なのですが……
ごく稀に、違うモードが発動するようで。
「コードを読み取りました。アクセスしますか?」
といったメッセージが表示されるのです。
どうやら、額の白と黒(と少しのうす茶)のキジ柄部分が、QRコード、あるいはバーコードと認識されている…!?
※なお、QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です!
今回、このブログを書くにあたりその画面をキャプチャに収めよう!と思ったのですが、発動条件が分からず、再現できませんでした。(3日ほど前に一度表示されたものの、一瞬で消えてしまいキャプチャを撮るタイミングを逸しました!無念!)
過去に一度、その表示をクリックしてアクセスした際には、Googleアプリが立ち上がり、なにやら謎めいた数字を検索した結果が表示されましたが……
そのなかに、何か重大な猫の秘密、はたまた猫からのメッセージが暗号のように隠れているのでしょうか。
今回、QRコード(※QRコードは前株デンソーウェーブの商標…以下略)を読み取るアプリを額に向けたりもしてみたのですが、残念ながら反応はしませんでした。
にゃんとも奥深い猫の額。ロマンをかきたてられます。
猫飼いの皆様、猫ファンの皆様、「うちの猫の額でもコード読み込めるよ!」といった情報をお持ちでしたら、ぜひアーツのマーケティング部門・タナカまでお知らせください!