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内視鏡検査(胃カメラ)って痛いの?どんな準備が必要?

最近、テレビでも内視鏡のCMを見かけるようになりましたね。
血液検査やレントゲンはよく受ける検査ですが、内視鏡は少しハードルが高い気がします。
先日初の内視鏡検査を受けてきたので、実際どんな検査をするのか?痛みや準備は?について体験談を書いてみたいと思います。

内視鏡検査って?

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内視鏡検査では、カメラが先についたチューブを体内に挿入することで、これまでお腹を開かなければ見れなかった消化管の中が見れたり、組織をとる検査(生検)やポリープの切除等もできるようになっています。
開腹手術に比べれば、かなりの負担軽減ですよね。
「胃カメラ」「大腸カメラ」ということばのほうがよく耳にしていると思います。

鼻から胃カメラPart1

まず、初めての内視鏡は、耳鼻科で体験!
鼻の奥に消毒なのか簡単な麻酔なのか?をスプレーして、鼻からカメラ挿入。
しかし、先生が、「こっちの鼻は狭いですね」と言って反対の鼻に…
喉の辺りに来たときは、少し痛みというかえずく感じがありましたが、特に問題なく終了。
なんだ、意外に楽ちん~と思ったのでした。

鼻から胃カメラPart2

前回の耳鼻科では食道までは見れませんってことで、次は総合病院の内視鏡専門で診てもらいました。
検査前、「鼻からと口から、どちらにしますか?」と聞かれ、前回楽だったし!と迷うことなく「鼻から」を選択。
今回は、食道を通って胃まで検査するため、次のような指示がありました。

【検査前日】
夕食は翌9時まで(アルコールは控える)→その後絶食
午前0時以降→水分も控える

【検査当日】
朝食抜き
水分:少量の水・お茶・スポーツドリンクはOK、牛乳・ジュースはNG

【検査終了後】
15分~1時間は絶飲絶食
鎮静剤を使用した場合は、当日の乗り物運転不可

いよいよ検査!

鼻からの胃カメラの場合、特に着替えは必要なし。
点鼻の止血剤をし、消泡剤3口程度を飲んで順番を待ちます。
消泡剤は、少し苦いので一気に飲むのがオススメです。

検査台に横になるとゼリー状の麻酔を鼻から入れられます。
これが、ものすごく苦い(><)
のどを通るとき、オエっともどしそうになりました。。。

あんなに苦かったのに麻酔がうまく効いていなかったのか、鼻の奥を通るとき、もう張り裂けるんじゃないかというくらい激痛でした。
もちろん、のどを通るときは、えずきます。
痛みもそうですが、一番苦労したのが、唾を飲んではいけないということでした。
口元にタオルを敷かれ、唾は出してください、と言われました。
つばを飲み込むのは我慢しても、ついつい喉をゴクッとしてしまい、胃の中に泡がたくさんできるから気を付けて!と言われました。
胃の中にお薬を振りまくときは、先生がくるっと体を回しながらスプレーボタンのようなものを押してました。
あと、胃の中を膨らまして見る時も痛みというか膨満感が半端なく、つらかったです。

検査時間は10分程度でしたが、長く感じました~。
そして、検査後は鼻血が止まらず、なかなか帰らせてもらえませんでした。
もしも、途中で鎮静剤を使ったら、車で帰れないし…とバスで行ったのですが、鼻から検査の場合は鎮静剤を使うことはまず無いようです。
帰りは、まだお腹にガスがたまっているので、公共機関ではないほうが帰りやすいかな(^^;
検査後1時間くらいは麻酔がまだ効いているので、のどがつかえたような違和感があります。のどの違和感がとれたと思ったら、鼻の奥からのどにかけて痛みが出てきました。この痛みは2~3時間でひきました。

1回目の検査をどちらの鼻からしたかうろ覚えのまま伝えてしまったので、もしかしたら狭いほうの鼻から検査してしまったのかも!?
検査前には、どちらの鼻がよいか、測ってもらったほうがいいと思います!!

まとめ

今回受けた胃カメラ検査、気になる費用は 3,650円 でした。意外に安かったです。
だいたい5,000円前後が相場のようです。
胃カメラだと、胃の中を直接見ることができ、何もなければ安心できるので、受ける価値は十分あると思いました!!
検査時間が短く、体力の消耗等もあまりないので(絶食なのでお腹は空きますが…)、検査後もすぐ日常生活に戻れる点もよいですね。