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京都の節分は熱かった

2月3日は節分。

ということで、個人的にも縁のある京都の吉田神社に行ってきました。

ここは節分で有名な神社なんです。

創建は859年平安京の守護神として創建。いわゆる鬼門の位置に建てた神社の1つです。

そして節分の神事としては室町時代から行われいるそうです。

日頃は参拝客もそんなに多くないひっそりとした神社なのですが、節分の時期は露天が800店。

3日間で50万人が訪れるという京都で1番熱いスポットになります。

 

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↑左が日頃の様子。右が節分の時期の様子。

 

 

この時期だけ手に入る魔よけの効果がある神札神符を求める方も多いですが、それ以上に行列を作るのが「福豆」です。小袋に数粒入った、いわゆる豆まきでよく見る豆なのですが、

これ特別なのです。

この豆には抽選券が付いているのです。

この抽選券を求めて行列が出来ます。

 

神社の抽選券と聞いて想像される物とすれば、

特賞で酒樽が当たる。などでしょうか。

でも吉田神社は違います。

一番の景品は「車」です。

「え?なにそれ?」と思う方も多いかもしれませんが、

一番の高額景品はトヨタのヴィッツです。

他には4Kテレビ、10万円・5万円・1万円の商品券、畳4畳などなど、豪華過ぎるのです。

もちろん地元の企業による協賛品です。

50万人も来られますので、当たる方は一握り。当然私は当たった事がありません。

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↑ずらっと並べられた賞品

 

 

吉田神社の見どころとしては境内に「菓祖神社」というお菓子の神様。

「山蔭神社」という包丁と料理の神様もいらっしゃいます。

ちょっとめずらしいですよね。

この日もその業界関連の方々が奉仕をされておりました。

 

そして吉田神社のある吉田山の頂上付近には

複数の茶室があります。そのうちの1つは現在「茂庵(もあん)」という名前のカフェと

して営業しています。

今回は行けませんでしが、以前行った時にびっくりしました。

と言いますか、関西のある業界の人しかわからない話題なのですが、この茶室群を建てたのは「谷川運輸」という運送会社の創業者の方が大正時代に建てたものです。「谷川運輸」と聞いてもわからないかもいらっしゃると思います。この会社は関西で印刷用紙を運んでいらっしゃる会社で、関西の紙の数十パーセントはこの会社が運んでいると思います。印刷業においてはとてもゆかりの深く、かなりお世話になっている会社になるのです。

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このカフェへ行くには京大正門がある西側から行くより、銀閣寺のある東側から行く方が辿り着きやすいかと思います。吉田神社、銀閣寺に行かれた際は小高い山ですが登られてみてはどうでしょうか。   生産部門 太田でした。