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スタッフブログ

帰省できなかったお正月はおうちで「のっぺい汁」

あけましておめでとうございます!
みなさん、今年のお正月はどのようにお過ごしになりましたか?

私は、結婚してから15年。毎年、年末から夫の実家(新潟)へ帰省し、続いて私の実家(京都)に帰省というスケジュールで移動していたのですが、今年はコロナの影響で断念。よくよく考えてみたら、自宅で家族4人で過ごす初めてのお正月になりました!

移動距離が長いことを理由に、義理姉や実母任せだったお正月準備。自宅で年越しとなると、お正月料理など何から取り組んで良いのか…!12月30日からバタバタと準備をしました。

品数が超少な目のおせち料理モドキと、新潟のお正月と言えばの「のっぺい汁」、京都風の「白みそのお雑煮」。とりあえずこれを仕込みました。

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こちらの写真が「のっぺい汁」。地域によって違いますが、今回は鶏肉、人参、大根、レンコン、ゴボウ、里芋、たけのこ、こんにゃく、干ししいたけ、かまぼこを入れています。スーパーで見当たらず購入できなかったのですが、本来はここに「なると」も入ります。地域によっては鶏肉が鮭になったり、干し貝柱や打ち豆、銀杏、なめこなんかを入れることも。
(見た目は地味ですね。器に入れてから、上にいくらをトッピングします!)

それぞれを小さくカットして、煮るだけなのですが干ししいたけと練り物がいい仕事をしてくれて、とてもやさしいお味です。新潟の実家では、これを大量に仕込み、初日は汁物として楽しみ、三日目くらいになると小鉢で煮物のような姿になって食卓に登場します(笑)。

お正月料理の仕込みが終わった時点で、お飾りを購入していないことに気付きました。不要不急の外出は控えないとなあ、と思っていたので息子に頼んで折り紙でお正月っぽい作品を作ってもらいました(笑)

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かなりの準備不足でしたが、なんとか家族4人での初めてのお正月を過ごすことができました。来年のお正月こそは、親戚一同で集まって笑って過ごしたいな、と思います。
一日も早くコロナが終息し、当たり前のことが当たり前に行える日常が戻りますように。

マーケ高橋でした!